われ、走らんとす。

マラソンなる長距離走にて3時間を切るための話など書き綴るなり。

【レース準備】勝田全国マラソン 寒さ対策編

1/29に迫った勝田全国マラソン。大会前に経験者から情報を仕入れてきましたがどの人も必ず言うのがその「寒さ」

 

 スタート時刻で-4℃の年があった

 

 とにかく寒い

 

 鼻水凍った

 

今年も天気予報見るとやばそうです。つまり寒さを制す者が勝田を制すと言っても過言ではありません。今回はレース時のウェアリングを中心に勝田全国マラソンの寒さ対策について書きます。

 

 

ウェア編

ヘアバンド

太めのものなら耳も隠せます。耳冷たいのきついです。

 

バフ

首に巻いたり口元を覆ったりできます。熱くなっても着脱自在で邪魔になりません。

 

ベースレイヤー

登山なんかで使うアミアミのやつです。Tシャツの下に着ます。これ一枚あると空気の層が一つ増えるので全然違います。汗をかいてもすぐに肌から離してくれるので汗冷えも防いでくれます。有名どころだとミレーのドライナミックメッシュ、ファイントラックのドライレイヤーベーシックなどです。ドライナミックメッシュは見た目がかなり変態です。ワークマン等の作業服店で安価で同じような機能のものがあります。袖のあるものよりノースリーブタイプが季節問わず使えるので便利です。

 

腹巻き

お腹の冷えに弱いのでモンベルの腹巻き愛用してます。これのいいところは熱くなったらサッと下げられて邪魔にならないところです。これもワークマン等の作業服店で安価で同じような機能のものがあります。僕はベースレイヤーの上に着ます。

webshop.montbell.jp

 

 

ハイソックス

カーフスリーブでもいいんですが、靴下とカーフスリーブのすき間が寒いんで僕はハイソックスです。ランニング用のハイソックスってすごい高いのでサッカー用のソックス履いてます(笑)特に問題ないです。タイツ履く人はそれでOKだと思いますがすき間だけ作らないように。

 

追記

五本指ソックスと普通のソックスではどちらが温かいか?実は普通のソックスです。一見布に覆われる部分が多いので五本指のほうが温かいと思われがちですが、実は普通のソックスのほうが温かいです。理由はこう考えるとわかりやすいんですが、5人の人がそれぞれ一人一室にいるのと、5人が一室で背中を合わせて集まったのとでは5人一室のほうが温まりますよね?靴下も同じで一室で肌同士が触れ合うほうが温まります。

www.nike.com

 

アームスリーブ

これも必須ですね。僕はC3fitを使ってます。中には冷感効果のあるものもあるので間違わないようにしましょう。

手袋

これもできれば山用のものがいいです。ラン用のは生地薄いのが多く風を通すので冷たいです(山用のも通しますがだいぶマシ)。僕はブラックダイヤモンドの使ってます。注意したいのは給水時に水が手袋にかかってしまうと手が冷やされて深部体温まで下がってパフォーマンスが下がってしまうことです。できれば給水時は手袋を取ったほうが良いです。

 

ニトリル手袋(パウダー入)

これは登山技術のひとつなんですが手袋の下にパウダー入のニトリル手袋を履きます。台所の食器洗いで使うような手袋のことです。粉付きと粉なしがあるんですが粉付きだと蒸れずにサラサラを保てます。なぜ手袋の下にニトリル手袋を重ね履きするかというと水に濡れないようにするためです。末端が冷えると本当に凍えますし、ジェルもうまく切れません。手の冷えはパフォーマンスに直結します。ただネットで探しても100枚単位でしか売ってなくて買うか迷ってます。

ウインドシェル

トレランなんかで着る風よけの上着です。極薄素材で軽量で畳むとポケットに入るくらいのがいいです。僕はTNFのインパルスレーシングジャケット使ってます。スタート前やスタートしてからもしばらくは着ているつもりです。

 

あとは強いて言えば、スタート前に100均のレインコートや大きめのゴミ袋を被っておくとかですかね。

 

番外編

サロメチールL(温感タイプ)

これ実は僕の秘密兵器です。すでに何回か試してみたんですがやばいです。液状で最初塗ったときはスースーして全然暖かくないじゃんと思ったんですが、その1時間後。塗った箇所が燃えるように熱い。製品の注意書きに「汗をかくと刺激を強く感じることがある」とありランニングでかいた汗と反応して熱が発生したものと思います。一度塗ると2-3時間温感が続きます。しかも本来は鎮痛消炎薬なのでそもそもの効果は「筋肉痛」「筋肉疲労」の軽減。温感もあって疲労も軽減。いいことしかない!

 

試してみてわかったことは

・塗りすぎるとやばい(燃えるような熱さ)。一度手のひらに取ってから患部に塗ると良い。

・肌が露出している箇所に塗っても熱さは感じない。

・衣服で覆われているところに塗ると温かさを感じる

 

僕はレース前に手足の指、肩甲骨周り、腹部、腰、臀部、ハムに塗ろうと思います。人によって肌に合う合わないがあると思うのでぶっつけで試さず事前に何回か試しましょう。

 

ちなみに近所のドラッグストア3軒回っても温感タイプはなかったのでヨドバシ.comでかいました。注文後2日で届きました。

カイロ

貼るタイプをベースレイヤーに、貼らないタイプを手袋の中やパンツのポケットに仕込んでおくといいです。

 

トイレ

寒いとトイレが近くなりますがトイレは躊躇せずギリギリまで行きましょう。僕はたとえ整列が遅れてブロックの最後方になってもトイレを優先しようと思います。レース中のトイレは致命傷です。勝田はレベルが高く多少スタートが遅れても周りが速いのでロスは少ないと思います。レース前の水分補給も最小限にするつもりですがその分レース中はたっぷり給水するつもりです。なお、事前の水分補給量の目安として尿が透明〜薄い黄色なら水分は足りてるのでそれ以上飲まなくてもいいです。

 

フラスクボトル

どんな対策しても手がかじかんでジェルの封を切れない可能性はあります。それを防ぐためにはそもそもジェルの封を開けなければいいじゃない!ということでフラスクボトルです。僕はこれにジェルを溶かして携帯します。蓋を上に持ち上げれば吸えるのでだいぶ楽です。